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10年働いているのに、職場最寄の駅の出口が覚えられません。問い合わせにはしょっちゅう13番と答えます。キャンプ、ゲーム、ライブ、ハンドメイド、雑記ブログです。

子どものお年玉。運用してみる?

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もうすぐお年玉の季節がやってきますね。

皆さん、子どものお年玉ってどうしてますか?

我が家も悩んだ末、昨年から運用する事に決めました。

と、言っても、ただ運用するのではなく、せっかくなので、子どもと一緒にお金の勉強が出来るようにしてみました。

運用の方法

  • 基本は放置型がいい
  • 買うタイミングは分散させたい
  • 小額ずつでいいから、長い期間を見据える

だいたい、こんな感じで考えました。

その結果、運用方法は「積立投資信託」で決まりです。

ちなみに、子ども達それぞれ未成年証券口座を開設しました。ジュニアNISAではありません。

積立投資信託とは

私もそこまで詳しくないんですが、ざっくりと説明します。本当にざっくり!

もちろん、説明が不要な人は飛ばしてください。

まず、投資信託っていうのは、いわゆる株や債権のフルーツ盛り合わせ。

様々な証券会社が、いいな!と思った株や債権を、ジャンルごとにまとめてくれている商品です。

ひとつ選ぶのも大変だし、そもそも株についてよく分からないし、株価が上がったり下がったりに一喜一憂する時間も余裕もない。

そんな人にちょうどいいやつです。

その盛り合わせを、毎月、一定の金額でその商品を購入していくのが、積立投資信託

『毎月』だけじゃなくて、『毎日』という選択肢もあります。

その設定の組み合わせ方は超豊富。

『毎月5日』に日経225の投資信託を『5000円』買う。

『毎日』『100円』、外国株式の投資信託を買う。

とかね。自分の懐と相談して決められます。100円、500円という小額でも買えるので、初心者の我が家にはちょうどいいのです。

投資専門のブログではないので、こんなところでお許しを!

お金の勉強に繋げるために

今まで、私自身(夫も)投資という分野に関わって来ませんでした。

誰も教えてくれず、お金持ってる人がやるもんだと思ってたんですね。

で、コツコツと銀行に預金したり、子どもが生まれたら真面目に学資保険に入ったり。

数年間やって、全然お金が増えていない事に気がつきました。(いや、元本はもちろん少しずつ増えてるけど。)金利って何よ!状態。

子どもが3人、これから大学等しっかり教育にお金を掛けてあげたい、と思った時に「これじゃいかん!」と思い始めたのがきっかけです。

それまで積み立てて来た学資保険や(ついでに夫の生命保険とか)預金についてを見直し、無理のない範囲で上手く保険も使いながら、投資を始めました。

それが結構大変で。

そこで思った、

我が子達がこの先自分のお金を稼ぐようになった時、手元にあるモノを資金にして増やして行けるという事を知っているか知らないかって、もしかしたらすごく重要なんじゃないかと。

私達は知らなかったので、結構大変でした。学校で教えてくれなかったもん!

そこに現金があれば、湯水のように使っちゃう!やばいヤツです。

ね、「これじゃいかん」ってなるでしょ?

お年玉を使って投資しよう

じゃあ、どうやってお金の勉強をする?

大人はある程度お金が増えるしくみを知っているけど、子ども達が理解するには?

実際に数字で見れたら一番いいんじゃないかと思いました。

彼らのお小遣いに直結するお年玉を使ってやってみようと。

でも全額じゃ良く分からないし可哀想だから、3つに振り分けました。

①お小遣い

純粋に、やっぱり本人達もお年玉をじかに使いたいでしょう。そのために、現金で少し渡します。

②運用資金

お小遣いを引いた残りを2分割した一方の金額。

③銀行預金

2分割したもう一方の金額。

 

なぜ投資と銀行預金を同時にやるかというと、数年後(中学生になるくらいかな)に、どちらがどう変わったかを比べたいから。

タイミングによっては、もしかしたら投資の方が大暴落してるかもしれない。それはそれで面白い。投資のリスクを身をもって体験出来る。

その結果を見て、本人たちがどう考えるのか、見たいと思うからです。

ケース1・長男

資金の内訳

では、長男のお年玉の運用方法と結果を見て行きます。

長男が2019年のお正月に貰ったお年玉の総額は、27,000円。

内訳

①お小遣い3,000円

②運用資金12,000円

③銀行預金12,000円

更に、運用資金12,000円をどう投資して行くか考えます。

それがこちら↓

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⑴ニッセイ外国株式インデックスファンド 毎月700円

⑵ニッセイ日経225インデックスファンド 毎月300円

これを12ヶ月で、合計12,000円分です。

買うタイミングも、ファンドもひとつに限定せず、また、ファンドも手堅いものを選びました。長男ってこういう感じなんです。

また、来年のお年玉の額によっては月々の金額が変わってくるかもしれません。

トータルリターン

それでは、積立開始から11ヶ月経った現在の結果です。

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なかなかいい調子です。

かわって、銀行預金の方は、12,000円のまま。

ケース2・次男

資金の内訳

2019年お年玉総額:21,000円。

内訳

①お小遣い、なし。

②運用資金10,500円

③銀行預金10,500円

投資先はこちら↓

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楽天・全米株式インデックスファンド 毎月500円

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 毎月375円

毎月875円分を12ヶ月で10,500円です。

まだ3歳だったので、自分でお買い物をする事ないので、お小遣いなしでした。笑

手堅い長男とはちょっと違って、少し変わってて攻める系の次男。手堅さも持ちつつ、いろいろ手を出す次男をイメージしてファンドを選びました。

トータルリターン

長男と同じく11ヶ月積み立てた結果です。

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うん、こちらもなかなか調子良い。

元本が違うから、結局どれが良かったとも言えないですが、どちらも調子いいですね。

そして、言わずもがな銀行預金のほうは変動なしです。

運用を当たり前に感じて欲しい

子ども達が中学生くらいになった時、どうなってるかが楽しみな今日この頃。

「なにが得か」を考えるんじゃなくて、

「投資という方法もある」って事を知って欲しいと、私は思ってます。

コツコツやるのもよし、一発当てに行くのも良し。

人生一度きり、お金の使い方もふくめ、子ども達にはいろいろな選択肢を持ってもらいたいものです。